前世と過去世

私が占ってもらった占い師さんは、前世も見ることができました。

直前が「前世」で、2回以上前を「過去世」と一応分類するそうです。

前世は、1回だけではないのです。

早速、見ていただきました。

「知ってしまっていいかどうかという問題があるので、影響のない部分だけ申し上げます」からはじまりました。

占い師さんは、私の前世を語り始めました。

これまでも前世を何度か見ていただいたこともあったのですが、この占い師さんは特別でした。驚きました。

描写が、細かいだけではなく、前世がきわめて今に近いのです。大正時代の長崎の弁護士だということでした。

前世の両親の仕事と、家の風景からだけでも、前世の人物を特定できるというのです。

その前の過去世は、150年~200年前のイギリスのサスペンス小説の作家だと言われました。

「イニシャルはLという文字が見えます。3つぐらいペンネームを持っていて、その時によって変えていましたから、たぶんその1つだと思うのです」

何度も言うようですが、この占い師さんの描写はとても細かいので、省略させてもらいます。

私は、1つのことが気になったんです。

占い師さんが言った「これは影響を与えるから言わないほうがいいだろう」というのは、どういうことだろうということです。

「前世の父親とは特別な縁があって、現世においても前世に父親だったという方とは会えるんです。でも、その方に会ってしまうと、今の仕事にさしつかえます。あなたは敏感な方ですから、もしかするとわかっちゃうかもしれませんね」

ということだったので、それ以上は聞かないことにしました。

前世は、必ず人問は人間だということです。

「動物に生まれ変わるというのは、動物に憑依するという意味なんです」

亡くなった時に休験した思い出は、強く霊的に記憶されているらしいです。

「たとえば戦争で亡くなって生まれ変わった場合は、恐怖症的なものを強く持ち続ける。閉所恐怖症的なところがある方の中には、たとえば井戸に投げ込まれて殺されたという方もいます」

私は前世というのは、時間的には何百年もスキップするものだと思っていました。

「前世の霊視をされるのは、だいたいは過去世の場合が多いですね。霊俔は、500年前とかのほうが、近いものよりはっきり見えるのです。近いほうが支障をきたすので、見るほうはプレッシャーがかかるのです」とのことでした。

前世で住んでいた建物が残っていたら、行って、もしそこを見てしまったらどうなるのだろうか知りたかったので聞いてみました。

「わかっても、それは何も影響はない」

私は、1代前が長崎、2代前がイギリスで、3代前はインド、4代前は西暦1010年頃の長野、5代前は西暦700年~800年のスペイン。

日本に今の時代に生まれている方は、過去世を見ると、中東からインド、中国、韓国を通ってきた方が多いということです。

何代かさかのぽっていったら、殺人者が出てくることもあるらしいです。

「殺人をする人は毎回繰り返していて、殺されたり殺したりということが多いです」

なんだか聞いていてゾッとしました。

占い師さんは、相談者の人生をかいま見て、いろいろな人生を生きてきているのです。

作家がストーリーをつくったり、役者がいろいろな犯罪者の役を演ずるよりも、もつと相談者の中へ入って見て、究極的には、愛や道徳や倫理にたどりつくのです。

「原点は、やはり人類は1つということです。1つの魂が分化したものです」

占い師さんは、しゃべり始めるととても速いです。

「映像が少しずつ合わさってくるという形ですので、それが全部組み合わさるまでは時間がかかるんです。心が集中し終わって、ずっと深く霊祝していった時に、全部がいっぺんに見えます。それまでは、どんな映像が見えてくるかわからないので不安なんです。もしとんでもない映像だったらどうしようかという恐怖感がある」と言っておられました。

前世が見えすぎるのも何だかこわいなぁと思った日の出来事でした。